こんにちは、元自衛官のたろうです。
これから自衛隊に入ろうとしている方は、「いったい何を準備したらいいのか、、」「なにも要らないって言われたけど本当かな、、」と悩んでいるのではないでしょうか?
また、すでに教育隊で頑張っている方は、「なにも要らないって言われたのに、なんか不便。。もっとラクになる方法はないのかな、、」と思っているのではないでしょうか?
これ、私も同じ悩みを抱えていました(笑)
この記事では、私の経験をもとに
自衛隊入隊までに準備するべき持ち物
きつい前期教育を乗り越えるための便利アイテム、必須アイテム
実は不要なアイテム
を紹介していきます。
なお、私は入隊後の「新隊員教育隊」で表彰されました。(前期教育は1位、後期教育は2位でした。)ここで紹介した役立ちアイテムのおかげて、効率よく訓練に取り組めたからだと思っています。
特に、きつい前期教育を乗り越えるためのアイテムで紹介しているこちらの
- 速乾性の下着
- 登山用のインソール
- 登山用の靴下
は、教育隊が終わってからも非常に役立つので、できれば買っておいた方が良いです。
速乾性の下着
登山用のインソール
登山用の靴下
これがあるのとないのとでは、訓練の負担が全く違います。
教育隊が終わってからも使うものばかりなので、最初から使っていた方がお得です。
新隊員教育隊必須アイテム|入隊前に用意するのがオススメ
それでは、新隊員教育隊必須アイテムをランキング形式で紹介していきます。ここで紹介する必須アイテムを持っていれば、教育期間中の負担が大幅に軽減されます。
記事を読みながら楽天やAmazonの買い物かごに入れて、買い忘れがないようにしてください。
4位:ちょっと良いランニングシューズ
新隊員教育隊必須アイテム第4位は、「ちょっと良いランニングシューズ」です。
新隊員教育隊では、とにかくよく走ります。1足はランニングシューズを用意しておきましょう。
3位:アイロンミトン
新隊員教育隊必須アイテム第3位は、「アイロンミトン」です。
これはどこのサイトでも紹介されていないかもしれませんが、かなり役立ちます。
新隊員教育隊では、戦闘服にアイロンがけ(自衛官はアイロンがけのことを「プレス」と呼びます)をします。
朝礼時に服装点検が行われ、しわが残っていると腕立て伏せなどをやることになります。(この辺りは、よく聞く話ですよね)
戦闘服のアイロンがけは難しく、初めてアイロンをかけると絶対にしわが残ります。そして腕立て伏せをやることになります。(私もアイロンがけが苦手で、何度か腕立て伏せをやりました笑)
しかし、アイロンミトンがあると、戦闘服のアイロンがけがグッと楽になります。アイロンがけに自信がない人は、アイロンミトンを持参しましょう。
2位:G‐SHOCK
新隊員教育隊必須アイテム第2位は、「G‐SHOCK」です。
これくらいのお手頃価格のG‐SHOCKで問題ないです。とにかく「丈夫で」「黒い」G‐SHOCKにしましょう。電波式でソーラー発電のものがベストです。
どんな訓練でも、壊れることはほどんどありません。(私が在隊間、G‐SHOCKが壊れた人はいませんでした)
教育期間中は、時間厳守が絶対になります。もし普通の時計をしていて壊れてしまったら、かなり不便になります。この機会に1つは用意しておくと良いでしょう。
1位:電動髭剃り
新隊員教育隊必須アイテム第1位は、「電動髭剃り」です。
有名な話ですが、朝礼時の服装点検では髭のそり残しもチェックされます。もし髭が残っていたら、指導されます。
普通のT字剃刀だと、朝の忙しい時間に剃っている暇がありません。(洗面所も激混みなので、物理的に不可能です。)
電動髭剃りなら、どこでも髭がそれます。忙しい教育隊の朝の時間、電動髭剃りに助けられた回数は数え切れません。。
一度買えば長く使えるので、この機会に購入しておくと良いでしょう。
番外編:クレジットカード
入隊前に、1枚はクレジットカードを用意しておくと良いです。
教育期間中は、自由に駐屯地の外に出られません。(休みの日には外出できます)
そのため、平日にお金が足りなくなってしまい、訓練に必要な物品を駐屯地内で購入できなくなってしまうことがあります。
クレジットカードは駐屯地内の売店でも使えるので、クレジットカードを1枚持っていれば安心です。(クレジットカードを持っていない人が、クレジットカードを持っている人に群がる光景もよく見られます。。)
いくつかクレジットカードを紹介しますので、いずれか1枚に申し込んでおくと便利です。
【ゼビオカード】(訓練用品をゼビオで買うこともあるのでオススメ)
【ゼビオカード】は、ゼビオやヴィクトリアで最もポイントが貯まるクレジットカードです。訓練用品やプロテインをゼビオで購入することもあるので、自衛官にもオススメのクレジットカードです。
きつい前期教育を乗り越えるために必要な便利アイテム|あった方がラクになる
この記事のここまで読んでいるあなたは、前期教育をここまで乗り越え、1か月くらいたったでしょうか。(お疲れ様でした!)
入隊から1か月経つと、訓練はさらに厳しくなります。(射撃訓練や戦闘訓練、演習も始まりますからね)
ここからは、入隊1か月後以降の訓練をラクに乗り切るために必要な便利アイテムを3つ紹介します。
Amazonや楽天で買えば1~2日で届くので、できれば入隊前に買っておきましょう。
もしくは、ゴールデンウィーク中に買っておくことをオススメします。
もしゴールデンウィークなどの長期休暇が終わってしまっている場合は、最寄りのコンビニで受け取るように、Amazonや楽天で買いましょう。
忘れないうちに記事を読みながらカゴに追加することをオススメします。
新米自衛官が前期教育を乗り切るためには
- 速乾性の下着
- 登山用のインソール
- 登山用の靴下
この3つを買っておいた方が良いです。
速乾性の下着
登山用のインソール
登山用の靴下
これがあるのとないのとでは、訓練の負担が全く違います。
なお、これらは、教育が終わればいずれ買うことになります。(部隊配属されたら、8割くらいの隊員は使っています)
いずれ買うのであれば、新隊員のうちから使っていた方がお得ですよね。
速乾性の下着
速乾性の下着、この存在を知ってましたか?
登山用によく使われる下着で、汗がすぐに乾きます。
つまり、濡れたままの服を着なくていいのです。
皆さん、今までは、すぐに着替えられていたでしょう。
もう、そんな甘ったれた生活は終わります。
濡れても、着替えられない。
忙しすぎて、洗濯できない。
というか、山には洗濯機がない。
というか、ずっと歩いている。(いわゆる行進訓練、つまり行軍ですね)
服が濡れると、体力が消耗しますし、真夏でも寒くなります。(特に夜は寒くて寝られないこともあります)
つまり、まず濡れないようにする、という対策が必要になります。
そこで役立つのが、登山用の速乾性の下着です。
これを着ていれば、汗で服が濡れてびしょびしょ、という事態には陥りません。
教育中は他の人と違うものをつけていると怒られることもありますが、これは下着なので何も言われません。
洗濯できないことや、演習に持っていくことを考えると、最低でも3着、余裕があれば5着以上は用意しておきたいアイテムです。
教育隊が終わればどうせ買うので、今買っておいた方がお得です。つらい思いをしなくて済むので、、、
登山用のインソール(中敷き)
登山用(というか自衛隊用)のインソール(中敷き)も、必須アイテムです。
皆さん、今は官品の中敷きで過ごしていると思いますが、あんな硬い中敷きで山にいったらヤバいです。
まじで、中敷き取り替えてない人なんで舞台にはほぼいないので、これだけは一刻も早く買ってほしいアイテムです。
僕の同期は意地で官品の中敷きで歩いてましたが、皮がずるずるでしたね。。。(つらい)
本来なら履くよう1足、背嚢に入れる1足、予備1足の合計3足用意したいところですが、あまり安いものでもないので最低1足は用意しておきましょう。まじで。
インソールを交換する時は、もともとの官品の中敷きを失くさないように気を付けてください。
ゴムで縛って袋に入れて、鍵付きロッカーに入れておくと安心です。
登山用の靴下
登山用の靴下も、足を守るための必須アイテムです。
これは普段から履いておきたい靴下です。
半長靴で走るだけで、足の裏には負担になります。
これから戦闘訓練が始まれば、さらに血豆や水ぶくれもできるでしょう。
もちろん、そんなものができても訓練が優しくなることもありません。
足の裏は自衛官の命なので、常日頃から保護しておきましょう。
僕は10足で使いまわしていました。(1日2足、5日分)
盗まれないように、絶対名前は書いておきましょう(笑)
実は不要なアイテム
スポーツで使うようなアンダーウェアは、自衛隊では不要です。
訓練中に着ると肌にまとわりついて邪魔になります。(気軽に着替えられないので、とても邪魔です)
また、戦闘服の下に着る緑色のシャツの隙間から、アンダーウェアが見えると怒られます。(私は怒られました…)
無駄な荷物にもなるので、アンダーウェアは家に置いていきましょう。
アンダーウェアを買うくらいなら、
速乾性の下着、これ1択です。
アンダーウェアとは全く違う自衛官向けの下着なので、ぜひ用意してみてください
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